模写は「作者の意図を読む」練習だと気づいた話
はじめに
鬼滅の刃の時透くんのイラストを模写しています。
進めていく中で、模写って何のための練習なのかをあらためて考える機会がありました。
今回は近況報告と、私なりの「模写の定義」についてお話しします。
鬼滅の刃・時透くんの模写、現在の進み具合
グリッド線を使いながら進めているおかげで、線画全体の位置関係は思ったほどずれずに描けています。
1年間模写を続けてきただけあって、大きく元の線からはずれないというのは実感としてあります。
ただ、それ以外のところで苦戦しています。
とにかく形が複雑で、全体的に細かいイラストなので書くのに相当な時間がかかっています。
それから、これが紙なのか服なのかという判断に迷う部分がいくつかあって、そのたびに手が止まります。
今使っているのは23インチのモニターと10インチの液タブです。
時透のイラストはとても細かいので、この環境では見づらい部分があって、それも進行が遅くなる原因になっています。
他のキャラクターと比べると若干進みが遅いかなという感じです。
今回は一旦線画だけで完成とすることにしました。
余裕があれば色塗りも少しずつ進めてもいいのですが、まず視聴者さんと相談しながら線画までで区切りをつける方針です。
今月中には終わらせたいと思っています。
あと、男性キャラクターを描くのは今回がほぼ初めてで、それもひとつの挑戦です。
模写1年間の成果
嬉しいことがありました。
視聴者さんから「予想以上によくできていますよ」という言葉をいただきました。
1年間模写を続けてきた成果が出ているのかなと思って、素直に嬉しかったです。
模写って、トレースだから楽だろうと思っている方もいるかもしれません。
実際にやってみると意外と難しいので、「今更模写なんてやってもしれている」と思っている方がいたら、ぜひ一度試してみてください。
模写の本当の意味
模写って、何をする練習なのでしょうか。
私と視聴者さんで話していて、こういう考えに落ち着いています。
模写は、元の絵をそのまま再現することが目的ではなくて、作者がなぜこう描いたのかを考えながら再現していく作業です。
ある程度慣れてきたら自分なりのアレンジを加えてもいいですが、まずはその意図を掴むまでは忠実に再現することが大切だと思っています。
これって、国語の授業に似ていると思います。
小学校や中学校で「作者の心情を述べよ」という問題がありましたよね。
あれを絵でやっているという感覚です。
合っているか間違っているかはともかく、そういうふうに捉えながら取り組んでいます。
私の場合、視聴者さんがライブ配信をしてくださっているので、「なぜここをこう描いたのですか」と直接確認できます。
教本や参考書ではそれができません。
この素晴らしい環境を活かしていきたいと思っています。
ブログとメイキング動画の話
WordPressのブログ「小笠のアトリエ」では、これまで動画の書き起こしをアップしていました。
今後は、視聴者さんとのDiscordのやり取りも少しずつ公開していこうと思っています。
プライベートな部分は省きますが、イラストの練習に関するやり取りや作業の指示など、参考になりそうなところをピックアップして載せていきます。
それから、今週土曜日からメイキング動画を出します。
昨年描いた藤島恵さんのイラストの、8日目から14日目までのメイキングです。
編集が面倒でずっと出せていなかったのですが、せっかく描いたものを眠らせておくのはもったいないので、ちゃんと出そうと決めました。
まとめ
模写は「作者の意図を読む練習」だという視点を持つと、やることが少し変わってくる気がしています。
1年間続けてきて視聴者さんから嬉しい言葉をもらえたことで、この取り組みに手応えを感じています。
まだ道半ばですが、一緒に上を目指していけたらと思います。
