同人活動を始めたいすべての人へ〜合同誌・オンラインイベント・リアルイベントの始め方
はじめに
「同人活動に興味はあるけれど、何から始めればいいかわからない」という方は意外と多いのではないでしょうか。
今回は、初めて同人活動をしたい方、特に地方にお住まいの方に向けて、合同誌への参加からリアルイベントのサークル参加まで、段階的に取り組めるロードマップをご紹介します。
私自身も2013年から約10年間イベントに参加してきた経験をもとに、費用や注意点も含めてわかりやすくお伝えします。
この記事のロードマップ:3つのステップ
今回ご紹介する流れは以下の3ステップです。
いきなりリアルイベントにサークル参加する必要はありません。
順番に経験を積んでいくことで、無理なく同人活動を始めることができます。
- ステップ1:合同誌への参加
- ステップ2:オンライン同人イベントへの参加
- ステップ3:リアルイベントへの参加
ステップ1:合同誌への参加
最初のステップとして最もおすすめしたいのが、合同誌への参加です。
合同誌とは、複数のイラストレーターや漫画家が数ページずつ原稿を持ち寄って1冊の本にまとめる企画のことです。
企画は主催のサークルさんが取りまとめ、印刷・頒布まで担当してくれます。
合同誌への参加が最初のステップとして優れている理由は、費用面のハードルが低いことです。
多くの合同誌企画では印刷費を主催者側が負担してくれるため、参加者はほぼコストをかけずに同人活動の経験を積むことができます。
ただし企画によって条件は異なりますので、参加前に主催者さんに確認しておきましょう。
また、イベント会場に足を運ぶ必要がないことも大きな魅力です。
すべての作業を自宅で完結させることができますので、地方にお住まいの方でも問題なく参加できます。
参加するには、X(Twitter)で「合同誌 参加者募集」や好きな作品名と組み合わせて検索してみてください。
企画を見つけたら規約をよく読んで、主催者さんにダイレクトメッセージで参加を申し込む流れが一般的です。
ステップ2:オンライン同人イベントへの参加
合同誌で経験を積んだら、次はオンライン同人イベントへの参加をおすすめします。
特におすすめなのが「pictSQUARE(ピクトスクエア)」というプラットフォームです。
ブラウザさえあればどこからでも参加でき、地方にお住まいの方でも問題ありません。
サークル参加費はイベントによって異なりますが、550円程度から参加できるものも多く、リアルイベントと比べてかなり低コストです。
頒布方法は主にふたつです。
デジタルデータとしてのダウンロード販売と、物理的な同人誌を印刷して通販で届ける形です。
最初はデータ頒布から始めてみることをおすすめします。
また、オンライン活動と並行してぜひ活用したいのが「BOOTH(ブース)」です。
BOOTHはpixivが運営するオンラインショップ作成サービスで、同人誌やイラストグッズを常時販売できる自分だけのショップを作ることができます。
地方にお住まいでリアルイベントへの参加が難しい方にとっては、BOOTHを軸にした活動スタイルが非常に有効です。
サービス自体は無料で始められますので、まずはショップページを作るだけでも試してみてください。
ステップ3:リアルイベントへの参加
オンラインでの活動に慣れてきたら、いよいよリアルイベントへの参加を考えてみましょう。
最初はサークルとして出展するのではなく、一般参加者として会場を見学することをおすすめします。
サークルさんがどのように対応しているか、どんな本がどんな価格で頒布されているかを直接目で見ることが、後のサークル参加の大きな参考になります。
地方にお住まいの場合は、Xで「地域名 同人イベント」「地域名 オンリーイベント」と検索してみてください。
好きな作品の舞台になっている地域でオンリーイベントが開催されることもありますので、聖地を絡めて探してみるのも有効です。
初めてサークル参加するイベントとしては、50スペース前後の小規模なイベントがおすすめです。
特定の作品やキャラクターに特化したオンリーイベントは同じ趣味の方が集まっていてアットホームな雰囲気のものが多く、初めての方にも参加しやすいです。
サークル参加費は、地方の小規模イベントであれば2,000〜5,000円程度が一般的です。
コミケのような大規模イベントになると1スペース当たり8,000〜1万円前後かかる場合もありますので、最初は無理のない範囲でプランを立てましょう。
サークル参加当日の注意点
当日は必ず小銭を多めに用意しておきましょう。
500円玉を5〜6枚、100円玉を30枚程度、1,000円札を何枚か準備しておけばお釣りに困ることはありません。
可能であれば、売り子さんを用意することをおすすめします。
お手洗いや食事のタイミング、他のサークルさんを見て回りたいときに一人では対応できない場面が出てきます。
夏のイベントでは熱中症対策を必ず行ってください。
打ち上げに参加したい場合は、当日では間に合わないことがほとんどですので、事前にXやツイプラで告知を確認して早めに申し込みをしておきましょう。
まとめ
今回は初めて同人活動をしたい方のための3ステップのロードマップをご紹介しました。
まずは合同誌やオンラインイベントで経験を積み、徐々にステップアップしていくことが長く楽しく続けるための近道です。
地方にお住まいの方でも、オンラインを活用すれば十分に楽しめますので、ぜひこの記事を参考に最初の一歩を踏み出してみてください。
